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2010 AUTOBACS SUPER GT 第1戦 SUZUKA GT 300km
86号車
JLOC ランボルギーニ RG-3
開催日程
2010年3月20日(土) 公式予選
2010年3月21日(日) 決勝レース
会場:鈴鹿サーキット(5.807km)
天候:予選/晴れ、決勝/曇り時々雨
気温:-
路面温度:-
決勝レース:52周(301.964km)
観客:3万1000人(主催者発表)
予選8位
決勝7位
チームJLOC http://www.jloc-net.com/index.html
SUPERGT http://supergt.net/jp/
土曜日
公式練習
今回最初に走行するにあたって、上位に食い込める自信はあった。
しかし、走り始めて直ぐに難しい状況だと判断した。
気温の変化はタイヤやエンジンに影響していて、思うようなパフォーマンスは出せないのだ。
トップとの差は大きく、トップ10には入れないとこの時点であきらめた。
大げさではなく本当に。
予選1回目
セットは変えたが根本的な問題は解決しないと解り、バランスをうまく取ることに集中した。
トップを狙えるタイムはあきらめて、乗りやすく、バンプでジャンプしない車を目指した。
前後のバランスは取れてからは乗りやすい車に大きく変化した印象でした。
予選2回目
S1を僕が走って無事クリア。
S2で関口選手がトップ10に入った。これは頑張った。中古タイヤでは難しいと感じていたから。
S3では僕が再度アタック、気合を入れて何とか8番手のグリッド得ることが出来た。
予選まではガイヤルドの特性が難しいのと昨年までのムルシエラゴとの癖の違いに、自分自身がまだ合わせられていないとなんとなく知っていたので、決勝への積極的なイメージは殆どと言っていい程沸いてきてはいませんでした。
日曜日
フリー走行
決勝用のシミュレーションをして、一通り確認する事が出来て少し前向きな気持ちになった。
相対的に悪くなく、決勝は別のレースが始まる!と予選をリセットした感があったから。
決勝へ向けて良い方向だと確信したサスペンション変更をエンジニアや関口選手と相談し変えて決勝へ望む事とした。
決勝
スタート進行の前後に降った雨により、ドライタイヤでスタートできるぎりぎりのコンディションとなった。
僕等はダウンフォースを雨を意識して一つ増やしていたが、ドライに戻ると解り、もう一度減らしてレースには望んだ。
スタートでは1台交わして、1〜2コーナーで更に1台交わして、S字では4〜5番手に上がっていた。
デグナー途中で1台交わし、3番手。
2周目の1コーナーで1台はらんで難なく順位を上げた。
そこからは自分のペースを維持しつつ、ガイヤルド初戦を慎重に!!!猛プッシュ!!していった。
明らかにペースの速いハンコックポルシェにヘアピンで交わされるが、順位は3番手だ。
思うように接近できるところと、どうしても限界で距離が開いてしまうところ、なぜか良かったり!!悪かったり・・・
自分の乗り方を工夫して途中からは車に合わせて走るようにしていった。
モニターに移る後ろのHSVが突然1コーナーをアウト側にコースアウトしたので、とても驚いたが、その事故によりSCが入り、数周をセフティーカーランとなった。
再スタートはスムーズだった。
タイヤ温度を適正に上げるのが難しく、最初苦労したが、2〜3周でペースを掴んだ。
自身のスティント後半はリヤタイヤのグリップダウンに苦しんだが、3番手でピットイン、給油とリヤタイヤ交換しドライバーも変わりピットアウト。
実質6番手での復帰となった。
関口選手は前後バランスが取れるまでの間少しペースを掴むのが難しかったようでしたが、7位で見事堅実に完走した。
87号車の10位完走もあり、アベック入賞。
今年は変化のある一年ですが、今まで変わらなかったものが良い意味で変化してくれたら、と期待を持って見ることが出来たら絶対楽しい一年になります。
何処かで優勝したいとチーム全体で気合が入っているので、岡山も頑張ります!!
是非応援宜しくお願い致します!!
ピットロスの大きさまでをも考慮して性能調整はしてくれないのが現状ですが。
ある意味、見事に、イコールコンディションへの性能調整はなされていると感じた開幕戦。
タイヤを変えずに行けるチームや直線の異常に速い車などに勝つ方法はないということもはっきりしたが、決してあきらめずにシーズンを戦って行きたいと思います。
ガイヤルドでの初戦を入賞でシーズンをスタート出来たのは嬉しい。
応援どうもありがとうございました!!