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2010 AUTOBACS SUPER GT 第5戦 SUGO GT 300km RACE

GT300クラス
86号車
JLOC ランボルギーニ RG-3

開催日程
2010年7月24日(土) 公式予選
2010年7月25日(日) 決勝レース

会場:スポーツランドSUGO(宮城県柴田郡)/インターナショナルレーシングコース(3.704256 km)

天候:予選/決勝 晴れ
気温:-
路面温度:-
決勝レース:81周(300.04474 km)
観客:27,000人(主催者発表)

予選18位
決勝10位

チームJLOC  http://www.jloc-net.com/index.html
SUPERGT   http://supergt.net/jp/


チーム一丸となって良い流れを掴む。浮上のきっかけとなるポイント獲得!

セパンの後、体力を回復するためにトレーニングしたり、メンタル面でも気持ちをリセットして、このレースに臨んだ。

土曜日
公式練習

走り始めを僕が任されたが、PITからPITロードに出る時にすでにクラッチに違和感を感じ、1周目にPITイン。
軽い調整をして再びコースに出るが同じ症状でPITに戻った。
結局このセッション1時間半の走行はできず、修理に当てることとなった。

予選
僕の走り方の特徴が今年のガイヤルドに合っていないので、この部分を改善するべく、車に合わせた新しい走り方でトライすることにした。
いきなり予選アタック、数周をしたが一度飛び出してもアタック続行、最終ラップがベストタイム。
内圧の問題もあったと思う、タイムは思うように伸びない。
その後は関口選手がタイヤを替えて全ての時間を走行した。
タイムを少し伸ばしたが、上位の車と比べて思うようなタイムではなく、18番手の順位で予選を終えた。
車の挙動は不安定な印象だった。

日曜日
フリー走行

今回はサーキットサファリがない代わりにいつもより長い45分間の走行時間となり、セットの決まっていない僕等には、いつもより少しでも時間があるのはありがたい。
最初に付けていたタイヤがとてもフィーリングが悪く、1周走っても同じフィーリングだった為に、直ぐにタイヤ交換をした。
フィーリングは予選に近いが、微調整をしたら余計悪くなり、大きな改善が必要という状況だ。
関口選手もオーバーステアを訴えてこのセッションを終えた。
しかし、僕としてはこのセッションで車の走らせ方を少しだけ掴んだ部分があり、発見があったのは凄く前向きだった。

決勝
スタートを担当。
18番手という後方からのスタートでしたが、1周目に少し順位を上げて、おそらく3〜4番手順位を上げたと思う。
それからはストレートの速いポルシェにはさまれる形ながら、8台ほどの集団にはついていくことが出来た。
ストレートのスピードもポルシェより10km遅いので抜けない。
後ろのポルシェは抑えることが出来たが、前のポルシェとその前の集団が少しずつ離れて、
レース全体を考えると早めのPITインが得策だった。
雨が降りかけたタイミングに少し様子を見てからPITイン。
ちょうどレース半分くらいのタイミングだったかと思う。

僕等FIA-GT車両を使うチームにとっては、燃費が悪くPITでのロスが大きいのが弱点。
その分より速く走り、ストレートスピードを活かしてリードを築くのが作戦となる。
今回の直線の速度とレースペースではそれが出来ないため、片側2輪交換を選択した。
抜けない以上、PITで前に出るしかないわけだ。
関口選手も頑張って走り、見事10位でポイントを獲得した。

チーム全員が良い流れを掴んでレースを出来たこと、これは一人一人がベストを尽くした結果でした。
リザルト以上に、とても意味がある、良いレースでした!!
僕自身、走り方に車をあわせるのではなく車にあわせた新しい乗り方を練習している最中です。
半分くらいはうまく走れたと思っていますが、次の鈴鹿でも走り方を試したい。
沢山の御声援どうもありがとうございました!!!