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2013 AUTOBACS SUPER GT 第5戦 第42回 インターナショナル ポッカ 1000km

GT300クラス
86号車
JLOC クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3

開催日程
2013年8月17日(土) 公式予選
2013年8月18日(日) 決勝

会場:鈴鹿サーキット(5.807km)

天候:予選/晴れ、決勝/晴れ
気温:34℃(12:30現在)  
路面温度:47℃(12:30時点)
決勝レース:112周
コースコンディション:ドライ
観客:3万6000人

予選:9位
決勝:リタイヤ

チームJLOC  http://www.jloc-net.com/index.html
SUPER GT   http://supergt.net/jp/

異常なタイヤバランスに苦戦し、無念のリタイヤ。

8月18日(日)、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにおいて、 2013 オートバックス SUPER GT第5戦「第42回インターナショナル ポッカサッポロ1000km」 の決勝レースが行われました。

予選
公式練習では、事前のテストに参加していないこともあり、菅生からの流れでスタートした。
特にガソリンを積んだ重い状態での車はよい動きではなく、細川選手と平井エンジニアとセッティングを繰り返して少し改善したところで終えた。

Q1:8番手 2.03.630
僕のドライブでQ1通過。
決勝に向けてタイヤを温存する事になって、アタックは一周のみで終えた。

Q2:9番手 2.03.920
細川選手が予想通り良いタイムを出してシングルを確保して終えた。
BRZと距離感が近くて、もう一周アタックしている最中に交差した。
その後逆に、なぜかBRZに引っかかってしまった。
これはドライバー同士でもしっかり協議する必要がある。


決勝
フリー走行では、ガソリンが重い状態で車の調子が良くないので、懸念していた通りの雰囲気でした。
順位も20番手くらい。
作戦を考えるよりも、車のセットを何とかしていきたいところだが、ミーティングをしてもこれといって手を打つことが出来ず決勝へ望むこととなった。
これが今回も結果が出なかった原因といっていいし、詰めが甘いところだ。

決勝:リタイヤ ベストラップ 2.06.391
スタートでCR-Zを交わし、暫く、OKINAWA SLS の背後で様子を見ることになる。
ストレートは少し離れるため、追い越しを掛けるほどの間合いに入れず。
F3時代から一緒に走っている土屋武士選手はさすがのドライブで、 簡単にはチャンスは巡ってこないわけで。
タイヤをセーブしながら様子を見た。
GT500にラップされるタイミングで運良く前に出て、ポジションを落としていたポルシェの前に出て、6位を走行していたが、これからペースを上げようとして燃費も抑えていたので、秒単位でペースアップと気合いを入れた正にその瞬間、タイヤのグリップが全くなくなり、振動も感じて、PITと無線でやりとりをしていたが、順位を下げてでもなんとか予定の周回をこなすことを優先することにした。
スプーンで突然グリップを失いスピンしたのも、異常なタイヤバランスだった証拠だと思う。
ぎりぎりまでこらえたが、突然大きな音と振動が出始めたので、30周走る事が出来ずPIT IN。
細川選手に交代してからは4周目にバースト。
タイヤを変えてからも再度20周を前にしてタイヤの摩耗が激しくて、2度目のバースト。
車は炎上してストップ。ドライバーに怪我が無くて良かった。

2戦連続で上位入賞のチャンスを逃して残念だが、特別なソフトタイヤを選んだわけでもなく、タイヤの異常な消耗が全てでしたね。
TKYのカートスクールの生徒や友人も沢山来ていて良いところが見せられず悔しい。
86チームが無用な争いも無く良いバランスだし、協力しながら一丸となっていると思います。右肩上がりを継続すれば結果は出せる。

僕らの決勝のペースがまだまだ改善する必要があり、これはチームにデータ解析をしてもらい、この際自分でも勉強して、少しでも良くできるように頑張りたい。

JLOCは87がピットでのロスとトラブルでリタイヤ。88が4位。
チーム3台共にに上位完走する時が来ることを楽しみにしたい。
沢山の応援、ありがとうございました!!!