Top > race > race report [2014 AUTOBACS SUPER GT 第6戦 第43回 インターナショナル SUZUKA 1000km]

race photo

2014 AUTOBACS SUPER GT 第6戦 第43回 インターナショナル SUZUKA 1000km

GT300クラス
86号車
JLOC クリスタルクロコランボルギーニGT3

開催日程
2014年8月30日(土) 公式予選
2014年8月31日(日) 決勝

会場:鈴鹿サーキット(5.807km)

天候:予選/曇りのち晴れ、決勝/曇り、ときどき晴れ
気温:32℃(13:15時点)
路面温度:45℃(13:15時点)
コースコンディション:ドライ
観客:3万6000人(主催者発表)

予選24位
決勝17位

チームJLOC  http://www.jloc-net.com/index.html
SUPERGT   http://supergt.net/jp/


序盤、順位を上げていたが、ダウンシフトやブレーキトラブルで17位完走。

8月31日(日)、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットにおいて、2014 オートバックス SUPER GT第6戦「第43回 インターナショナル SUZUKA 1000km」の決勝レースが行われました。

このレース直前にBopの車両重量が+10kmに変更となる。
GTシリーズのハンデウエイトと合わせて実質60kg載せているのと同じ状態でレースを戦う。
公式練習から、車のフィーリングは特に悪いというわけではなかったようだが、トップ差が大きく、タイヤの比較をしてもよりオーバーステアが強く出てしまい、予選へ不安な状態でした。
予選Q1を僕のドライビングで望むことになった。

予選:24位 2.02.984
車の挙動が安定せずに、予想外に最後尾になってしまった。
四輪ばらばらに動いている感触で問題がある事が明らかだったので、決勝へ気持ちを切り替えて望むようにしました。

決勝:17位 ベストラップ:2.04.165
日曜日朝の公式練習で、車をセットし直し、ようやく車に一体感が出ている様子だった。
スタートは細川選手が担当。
序盤はペースが良く順位を上げていた途中、後続車と接触があり、再び最後尾に。
そこで18周目に早めのPITイン。しかし長いレースでは序盤のロスは何とか取り戻せる可能性はあるわけです。
2スティント連続のドライブをしてもらい、そこから再度ピットイン時にドライバー交代。
僕に変わってからGT500の車両に必要以上に寄せられて接触しコース上でスピン。これは酷い。
このレースは500へのジャッジが少し甘かったように感じます。
前のスティントでピットインの時のピットロードスピード違反によるペナルティーがあったようで、それを消化するためにピットスルーペナルティーを消化する。
それでもあくまでもマイペースで走行。
タイヤがバーストぎりぎりだったようで、振動もあり、余りグリップしていたわけではなくて、やや慎重に自身のファーストスティントを走りきりルーティンでのピットイン。
ドライバー交代してからは、ダウンシフトのトラブルで、走り辛い状況になっていったようだった。

僕に代わってからも、少しでもブレーキを遅らせるとダウンシフトできず、シケインを4速のまま通過せざるを得ない時まであった。
それでも何とかその中でもタイムを安定させられるように工夫しながら最後のドライバー交代。
最後はブレーキトラブルで、イレギュラーのピットインを余儀なくされたが、17位で完走。
トップ10には少なくとも残りたかったし、取り戻せる可能性が充分あったレースでした。
期待してくださったファンの皆様、スポンサーの皆様に良い報告が出来ず申し訳ありません。
今回は、走り始めからやや流れが悪く、こういうときにこそチームが同じ方向へ向けてまとまりたい。
2000年FNで一緒に働いたチームNOVAはほんとうにスタッフが皆家族のように結束していて、日本一素晴しいチームでした。
そういった雰囲気でレースウィークを進めることが出来れば、必ず結果がついてくると思っています。
ドライバーやスタッフに愛情があり、シーズンが進むにつれリズムが良くなる。例えばケータハムの状況下のように自分がいったいこれから何をすればいいのかがわからなくなるような環境ではなかった。
今は単純に少しオーバーステア傾向で車の限界をつかえていない部分がある。
トップ差を見ると車はまだまだ使える領域の限界があると思うし、特に決勝のセットは一度しっかりリセットして考え直したい。

次戦はタイでのGT初開催です。
86号車チームが持ち前の団結力を発揮し再び表彰台を狙えるように頑張りますので、応援どうぞ宜しく御願い致します。