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2015 AUTOBACS SUPER GT 第7戦 SUPER GT IN KYUSHU 300km

GT300クラス
87号車
JLOC クリスタルクロコランボルギーニGT3

開催日程
2015年10月31日(土) 公式予選
2015年11月1日(日) 決勝

会場:オートポリス(4.674km)

天候:決勝/曇りのち雨
気温:14℃(14:00時点)
路面温度:17℃(14:00時点) 
コースコンディション:ドライのちセミウエット
観客:2万2680人

予選9位
決勝11位

チームJLOC  http://www.jloc-net.com/index.html
SUPERGT   http://supergt.net/jp/


今季初の予選Q2進出。決勝もまずまずのペースで進んでいたが・・・

11月1日(日)、大分県日田市のオートポリスにおいて、2015 オートバックス SUPER GT第7戦「SUPER GT IN KYUSHU 300km」の決勝レースが行われました。

予選日
公式練習:

原因不明といっていいほどのなぞの失速をしていた今年の87号車でした。
もう出口のないトンネルなのかと思いましたが、
調子を取り戻しましたね。僕は中古タイヤでの比較だったので、
あくまでも確認にとどまりました。

予選
Q1:13番手 1.45.325

青木選手のアタックでタイムを順当に伸ばしました。
朝から変えたセットもうまく機能して、今年初めてQ2へ進出となりました。

Q2:9番手 1.45.082
僕のアタックでうまくタイムが出て、9番手。
現状ではベストのリザルトでした。


決勝日
フリー走行:

僕からスタートして青木選手に交代、
多くは試せませんでしたが、
決勝に向けてはセットの方向性やラインなどを確認出来た。

決勝:11番手 1.47.921 ベストラップ
僕がスタートし、1コーナーで目の前の3号車を一度パスしましたが、
2〜3コーナーで併走する形で順位を戻した。
スタートできない車両もあり、7番手当たりを走行。
ストレートのとても速い車には譲ったが、
それ以外の車両には抜かれる心配はなかった。

それよりもタイヤのピックアップを拾ってタイムが安定せず、
さらにソフト側のリヤタイヤを履いていたので、車の挙動がやや悪く、
それに対処することを真剣に考えていた。
ピックアップに関しては他の車両も同じだったようで、皆タイムを安定させるのに苦労していた。
ファーストスティント後半には、雨が降って、逆にタイヤのフィーリングが合ってうまく乗れた。

GT500 車両にかるく2度接触されたが、バイブレーションも酷くならず、
プッシュできた。
半分の周回ちょうどのあたりでピットに入り、
青木選手へ交代、給油。
しかしロスが出てしまった。。

ジャッキが上がりませんでしたし、給油の時間も計算以上に長くなってしまった。
皆がパニックで、2次災害がでた感じだ。
結局、後ろに居たBMWが3位表彰台。
ぼくらもそのあたりではゴールできたはずだし、
残念なレースでした。

僕らもコースアウトしたら、どう復帰するかをいつも考えているからね、
メカニックも同じだし、きっちり対策をして、シンプルに、、
メカニック一人一人に自覚をもってもらい、チーフメカニックからの指示系統がしっかりしていたら、と思う。
今回のレースで加わったチーム5次元のデータエンジニアとメカニックもいいサポートをしてくれたからほんとうに助かりました。
青木選手との会話もいつにもまして多く、今回いい協力が出来たね。

87チームの雰囲気はいままでよりずっといいし、
JLOCはずっと何年もまえから今まで右肩上がりで続いてきたわけだから、今後に期待したいと思います。。

近年のGTレースは500とのストレートスピードが近く、
コーナーでの軽さ、動きで違いが大きい。
本来、ストレートで差があるほうが、レースのリスクとしては少ないわけですから、
個人としてはよりいいバランスでの調整が出来るといいと思いますね。
日本レース界の歴史を感じながら、来年も良いレースが出来るよう、ストーブリーグも努力したいと思います。